一日三食は食べ過ぎ!? 『「空腹」療法』を読んでみた
2016/06/19
朝食を抜いて健康になる
昨日記事にした「おにぎらず」もそうなのですが、最近食生活の見直しをしていまして、今は朝食を抜くようにしています。
中性脂肪が高値で出たことが過去に3回ほどあるのですが、自分でもどうやら食べすぎなんだろうなあと思っていた部分があるんですね。
そんなときに医師である石原結實氏が書いた『「空腹」療法』という本に出会い、小食の方が健康になれる、という考え方があることを知りました。
それまでの私は、空腹に恐怖を感じているようなところがありました。
仕事中に空腹を感じたりすると、集中力がなくなったり、仕事に支障が出るんじゃないか、と思ってしまってたんですね。
小学生のころから「毎日朝ごはんをしっかり食べましょう」という教育を受けてきましたし、空腹=体に悪いというイメージが頭にあったのです。
なので、どんなに時間が無い時でも、毎朝しっかり朝食をとっていました。
当時の食生活は、毎朝コーンフレーク(おかわりもする)、昼は菓子パン(一時期は昼に3個食べていたので昼だけで1200kcalくらい)、夜は妻の手料理ですが大きめの茶碗で毎回おかわり。
夜は残飯処理担当なのでちょっと苦しい、というくらいまで食べることもしばしばでした。
『「空腹」療法』とは
『「空腹」療法』を読んで印象に残った個所を挙げてみます。
・食べ過ぎると、糖やタンパク質・脂質(コレステロール、中性脂肪)などの栄養物質が多くなりすぎ、血液が汚れる。
・満腹時、血液中の有害物質を貪食する役割をもつ白血球も、血液中に溢れる栄養物質を食べて満腹になっているので、有害物質や病原菌を食べる仕事をあまりしなくなり、免疫力が低下することになる。
・人体が生命と健康を保つ必要最小限の栄養しか摂っていなかったら「新生物」など育つはずがない。つまり「ガン」も食べすぎから起こる。
・「小食」や「空腹」は、脳や手足をはじめ、胃腸内外の器官への血流を多くするので「だるさ」がとれるのである。
・空腹で、食事が美味しくなる、お金が貯まる、時間に余裕ができる。空腹にまずいものなし。空腹こそが最上の調味料である。
(以上、石原結實氏『「空腹」療法』より)
著者によると、朝食を抜くといっても、人参リンゴジュースや生姜紅茶などの飲みものを摂ることを勧めていますので、まったく何も口に入れないというわけではありません。
私は代替医療や民間療法はかなり苦手なので、今回の空腹療法・小食健康法に対しても本を読むまでは懐疑的でしたが、実際に読んでみたところ、かなり説得力のある内容に感じました。
現に今、朝食を抜いていて、私の場合、人参リンゴジュースなどの飲み物さえ口に入れていませんが、今のところ体の不調を全く感じません(まだ1週間くらいしかやってませんけど)。
午前中、一時的に空腹を感じるのですが、しばらくほうっておくと、空腹感が消えてしまいます。
特に集中力が下がったり、フラフラになったりということもありません。
朝食を抜いて、おにぎらずを始めてから、体重は3kgくらい下がりましたね。
身長166cmで、以前は61~62kgだったんですが、現在は58.5kg前後です。
20代のときの体型に近付いてきたかな。
おなかがきゅっと引き締まって心地よいです。
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