『漆喰の塗り壁』/マイホームの譲れない条件
2016/03/22
漆喰の塗り壁が欲しい
土地選びはなかなか進みませんが、住宅メーカーさんとの打ち合わせは定期的にあるので、間取りやデザインなんかも考えていかないといけません。
その辺は主に妻の主張が強いので、概ね妻に任せていますが、私と妻で共通している希望条件もあります。
それは「漆喰(しっくい)の塗り壁」と「無垢の床材」です。
漆喰とは
日本のお城とか、古いつくりのお屋敷の壁が白かったりしますけど、あれが漆喰ですね。
漆喰は、日本だけでなく世界中で古くから使われてきた建築材料で、たとえば5000年も前のエジプトのピラミッドの壁とか、古代ギリシャやローマ時代の建築物にも使われていたそうです。
石灰が主な原料です。
漆喰は内壁に使う場合と、外壁に使う場合がありますが、私たちは内壁に使うことを考えています。
漆喰の主な特徴
耐火性が高い
漆喰の表面は石灰岩、つまり「岩」と同じだそうで、絶対といっていいくらいに燃えないらしいです。
耐久性が高い
漆喰は空気中の二酸化炭素を吸収しながら年々石化するので、時が経つほどに堅牢になるそうです。
吸湿・放湿性に優れる
漆喰にはミクロの穴が無数に開いていて、空気中の湿度を吸収・放出する調湿効果があるそうです。そのため結露を防ぐこともできるらしいです。
表面にヒビが入ったりしても補修が簡単
建築時に残った漆喰をもらっておいたりして、壁が汚れたり、釘穴などをあけてしまったときに自分でチョチョイと補修出来るそうです。
強アルカリ性の殺菌作用でカビの発生を抑制する
漆喰の表面は、空気中の炭酸ガスを吸着して中性化していますが、内部は強いアルカリ性を保持しているので殺菌作用が強いそうです。そのためカビが生息出来ないとのこと。酒蔵やワイン醸造所などでも、建物を漆喰造りにしているところが多いそうですよ。
インフルエンザウイルスが99.9%消滅するというレポートもあります。
色土を混ぜることによって様々な色にできる
子供部屋とか、部分的に薄く色を付けたりするといいかも?
ちなみに今打ち合わせを行っている住宅メーカーさんだと、漆喰に色を付けても差額は発生しないと言ってました。
シックハウス・化学物質過敏症・アレルギー対策にも
漆喰には、化学物質過敏症の原因にもなるホルムアルデヒド・VOC(揮発性有機化学物)などの化学物質を、吸着分解する働きがあると言われています。
アレルギー性気管支炎・ぜんそく・アトピーが治ったという話も聞かれています。
【参考書籍】
にほんブログ村ランキング参加中!
みなさまの応援クリックが励みになります。
![]() |
![]() |
![]() |