2社目のお断りを入れました/営業さんは会社の顔
2016/04/02
先日、これまで第一候補として考えてきた住宅メーカーさんにお断りの電話を入れました。
我が家では漆喰の塗り壁や、無垢フローリング材を最も外せない条件として考えていたのですが、今回お断りしたメーカーさんは、現在検討中のメーカーの中で、それらの素材を使用することに一番慣れた会社だったので、仕上がりに対する安心感があると考えていました。
坪単価的には一番高い会社でしたが、ブランドイメージも良く、品質などの面で一番確実そうなので、少し高くつくかもしれないけどこの会社にお願いしようと思っていました。
そしてこれまで打ち合わせを重ねて、先日は2つめの間取り図と概算見積もりを見せてくれるという日でした。
仮契約を求められる
見せてもらうと、モダン系の無難なデザインで、なかなか雰囲気の良い外観でした。
前回の打ち合わせは私はいなかったので、どういう経緯を経てこの間取り図が作られたのかは、詳しく知りませんでした。
営業さんが、今回の間取りの説明をしてくれましたが、どうも妻の様子が変でした。
受け答えがぶっきらぼうな印象でした。
しかしその時は仕事の途中で抜け出してきているし、疲れているのかな?くらいに思っていました。
営業さんはひとしきり、間取りや仕様の説明を終えると、おもむろに「どうでしょう? うちに任せていただけますか?」と言い出しました。
今後もっと間取りを詰めたりして話を進めるには、手付金を払って仮契約を結んでもらわないといけない、とのことでした。
ネットで事前に、その会社ではそういう仕組みになっているという情報を得ていたので、あ、ついに来たか、くらいに思いました。
どうしようかとも思いましたが、妻は「判断は任せる」といいますし、私としてはこの会社に任せるのが一番手堅いだろうと考えていたので、では次回仮契約を結びましょう、という話になりました。
まだ土地さえ決まっていない状態でしたが、私としてはなかなか家づくりが前に進まない状態をもどかしく思っていたこともあり、仮契約を結ぶことで、家づくりに勢いがついて前に進んでいけるのはないか、という期待がありました。
営業さんも「仮契約をしてもらえたら、自分も土地探しとかに時間を割きやすくなるので絶対に探し出してきますよ」などと言ってくれていました(その辺はさすがに話半分にしか受け取ってませんでしたが)。
そしてその場はお開きになり、妻は仕事に戻っていきました。
妻がブチ切れる
しかしその日の晩、妻が帰宅するなり「だんだん腹が立ってきた!」と、今日の打ち合わせに対する不満をぶちまけてきました。
妻が言うには間取り図や仕様に、自分がこれまで話してきた要望が全然取り入れられていない、とのことでした。
一番ブチ切れたのは、最初から無垢の建具を希望していたのに、今回は集成材の建具でプランを作られていたことだそうです(最初の設計書では希望通り無垢の建具仕様で、なおかつ総額も安かった)。
今回の設計書では、見栄えが良くなるように玄関の屋根の柱が太かったり、玄関の上の飾りものの屋根がやけに広かったり、延べ床面積が広くなっていたりという、こちらが全く望んでいない部分でコストが掛かっているところがいくつかありました。
妻いわく「余計なところにお金がかかっている」と。
「こんな設計プラン、絶対私たちのために作ってきたものじゃないよ。以前に他の誰かに作ったやつを持ってきただけよ!それをさもお客様のために作ってきましたみたいな言い方をして、あんな人はもう信用できない!担当を変えてもらおうよ!」と怒りをぶちまけてました。
これはもう仮契約どころではないなということで、今後の対応を妻と話し合いました。
担当だけを変えるのか、仮契約はどうするのか、この会社との話はまだ続けるのか。
結局、この会社はもうやめよう、ということになりました。
恐らく今回の営業さんは仮契約前、つまりお金をもらっていない段階での間取り図作成に、時間を掛ける余裕はないのだろうなと思いました。
そしてそれはその営業さん個人のやり方・問題かもしれないけど、多かれ少なかれ会社の体質もあるだろう、と考えました。
なので第一候補の会社ではありましたが、お断りをさせていただきました。
他社さんで、仮契約も何もしていないのに、こちらの要望にバッチリ沿った間取りを作ってくれていた会社があったので、今後はそのメーカーさんを第一候補にして話を進めていく予定です。
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