お名前.comでドメイン契約するときの注意点/Whois情報公開代行の設定
2016/04/17
ホームページやブログの運営に力を入れだすと独自ドメインが欲しくなりますが、みなさんはどこの会社でドメインを取得しているでしょうか?
このブログのドメイン(richpapa.net)はもともと「お名前.com」で取得していましたが、うっかりミスをしてしまったことにより、現在は「バリュードメイン」にドメインを移管して使っています。
今回問題になったうっかりミスとはWhois情報公開代行の設定です。
Whois情報公開代行の設定とは
Whois情報とは?
Whois情報というのは、そのドメインの登録者情報などが記載されているもののことで、インターネット上で公開されています。
例えば、richpapa.netを運営している人の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどがインターネット上で公開されているということです。
Whois情報は次のような検索サイトで誰でも閲覧することが出来ます。
なぜこんな情報が公開されているのかというと、ドメインの商標関係のトラブルが発生した時とか、技術的な問題が発生した時のために、ドメイン使用者の情報を登録・公開する仕組みになっているからです。
しかし、企業ならいざしらず、一個人として運営しているホームページやブログのドメイン情報に、住所氏名などの個人情報が載っていたら困りますよね?
そこでドメイン使用者の個人情報を保護するための仕組みとして、Whois情報公開代行が広く行われています。
Whois情報公開代行とは?
Whois情報公開代行とは、ドメイン使用者の個人情報の代りに、ドメイン取得会社(お名前.comやバリュードメインなど)の名前や連絡先をWhoisに代理登録してもらう仕組みのことです。
例えば、現在richpapa.netのWhois情報を調べると、バリュードメインの連絡先が表示されます。
この仕組みのおかげで、本人バレ・自宅バレすることなく、安心してホームページやブログを運営できるという訳です。
いまひとつピンとこないネット初心者の方もいらっしゃるかもしれませんが、独自ドメインを取得する際には、必ずWhois情報公開代行をすると覚えておきましょう。
お名前.comでのWhois情報公開代行
一般的に、このWhois情報公開代行の設定は、ドメイン取得後にいつでも切り替えることが出来ます。
その際、普通は費用もかかりません。
しかし、お名前.comは違います。
お名前.comでは、ドメイン取得時(購入時)以外のWhois情報公開代行設定は980円(税別)の費用がかかるのです。
しかも毎年です。
ドメイン取得時にWhois情報公開代行を設定していれば、取得時にも、将来的なドメイン更新時にもWhois情報公開代行の費用は掛かりません。
しかし、ドメイン取得時にWhois情報公開代行の設定を忘れてしまい、後から管理画面で公開代行の設定を行った場合は980円(税別)の費用が発生し、しかも将来的なドメイン更新時にも毎年同様に980円(税別)の費用が発生するという変な仕組みなのです。
例えばそのドメインを10年間運用する場合、購入時の設定を忘れただけで、980円x10年=9,800円(税別)も損をすることが確定してしまうのです。
お名前.comでのWhois情報公開代行手順(ドメイン取得時)
大損をしないよう、お名前.comでのドメイン取得時にはWhois情報公開代行の設定を忘れずに行うようにしましょう。
ドメイン申し込み画面の例です。
右の黄色いボタンから申し込みに進みます。
※画面デザインは将来的に変更される可能性があります。
ここで注意です。
赤丸のWhois情報公開代行のチェックボックスに必ずチェックを入れましょう。
このチェックを忘れると毎年980円(税別)余分にお金がかかります。
分かっていてもうっかり見過ごしてしまうことが
Whois情報を公開代行することは、ネット民にとっては半ば常識ですが、急いでいるときとかチェックを入れるのを忘れてしまったりするんですよね。
richpapa.net取得時もうっかり忘れてしまっていたため、後日面倒な移管手続きをするハメになってしまったのでした。
お名前.comさんには是非仕様の改善をお願いしたいです。
※当記事は、平成28年4月14日公開時点の情報に基づいて記述しています。
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