読書メモ『超・短期売買で「仕手株投資」に勝つ!/著:湊川啓祐』
2016/04/01
湊川啓祐氏の著書『超・短期売買で「仕手株投資」に勝つ!』を図書館で借りれたので読んでみました。
過去の株価チャートや図がたくさん掲載されていて分かりやすい本ですね。
内容的にも具体的なテクニックが多く書いてあると思いました。
仕手株とは何ぞや?という方にオススメの本です。
以下は印象に残った箇所のメモ書きです。
・優良株の特徴:先進国の経済動向や株式市場のトレンドに左右される。
・仕手株の特徴:市場トレンドに左右されない。近年は優良株も仕手化するケースが見られる。
・仕手株になりやすい銘柄の特徴
発行済み株数が少ない(30~120万)。株価がおよそ500円以下。業績低迷状態。過去に仕手実績がある。空売りが可能。
・銘柄選定の基準は売買出来高と値動きのみ。
・欲のかき過ぎは最悪の結果に。
・空売りをマスターすれば儲けのチャンスが増える(上昇局面での利益に加えて、下落相局でも利益を得られるから)。
・買いだけのトレード手法では、下落局面で含み損を抱えてしまうだけになってしまう。
・仕手筋の正体は? 資産家グループ(企業オーナー、医者、個人資産家、政治家)、法人グループ(宗教、医療、不動産企業)、専門グループ(業界新聞などで「有力筋」と呼ばれるグループ)、そのほか(証券会社、投資顧問、外資系企業、ファンド)
・仕手株にとって、振い落しは、提灯買いをした邪魔な個人投資家たちを減らすためのテクニック。
・仕手株が最終的に大きく吹きあがるのは、空売りされていた株の買い戻しが起きるからである(「ショートカバー(=踏み上げ)」と言う)。
・仕手系銘柄を5~10銘柄ほど監視しよう。とくに8:50~の朝いちが大事。朝から勢いがある銘柄は仕手株である可能性が非常に高いので即買いすべき。
・値上がり率ランキングは朝30分が勝負。
・前場が終わって表示される出来高ランキングも大事。
・出来高のある銘柄は、下げても上がる。出来高ランキングの最上位の銘柄は常に監視しておく。いったん上昇した後の押し目が絶好の買いシグナル。
・長い上ヒゲは上げの終わり。
・ストップ高をする銘柄には仕手筋が介入している。いつ反落するかわからないためリスクが高い。
・仕手株の上げの初動で、「これは上げ過ぎだ」とばかりに安易な判断での売り建ては絶対にしない。仕手筋の狙いは売りたての買い戻し。
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